by Guest Bloggers 2023年4月30日
今年の春は気温の乱高下が激しく、その上、新生活など環境が変わったりして、体調崩された方が多いと聞きます。
せっかくのゴールデンウィーク。楽しくお出かけもいいですが、自分の身体の声を聞きながらのメンテナンスにもぜひ時間を使ってみませんか?
今日は、ヨガインストラクターの鯨岡沙瑛さん(@whale._.sae)に、『ヨガがもたらす健康について』ということで、寄稿いただきました。
いまさら聞けない「ヨガの健康へのメリット」と、「身体が硬くてヨガを始めるのは不安」と思っている方へ、体が硬くてもできるお悩み別のヨガポーズを紹介してもらいました。
毎日前向きに過ごせるよう、試してみましょう!
目次
ヨガの健康効果の前に簡単にヨガの歴史について知っておきましょう。
そもそも、ヨガの起源は、身体、心、魂を神(あるいは宇宙)に結びつけることの修行法として生まれます。これが、少なくとも4500年前、紀元前2500年頃だそう。
12〜13世紀頃には、アーサナ(ポーズ)と呼吸法(プラーナヤーマ)で構成された、現在世界的に主流となっている『ハタ・ヨガ』が誕生。
ハタ・ヨガという名前の「ハ」は太陽=陽を、「タ」は月=陰を意味し、「ヨガ」はサンスクリット語で「つながり」を意味します。
これは、太陽と月のように相対的に存在する2つのものを結び調和させることを目的としており、この陰と陽が織り成す『体内エネルギー』や心と身体の原動力である『気』を重視しながら「ハ=吸う息」と、「タ=吐く息」の2つをコントロールすることによって、対になる存在を調和させることができると言われています。
ヨガは、心の安定を一番の目的としたエクササイズです。
呼吸と瞑想を基本とし、全身を使ったアーサナ(ポーズ)をとることで心身を健やかに保ち、安定した心と健康的な身体づくりに適している運動と言えます。
ヨガの歴史の部分で触れたとおり、ヨガにおいては、魂と心、身体は切り離せずにつながっているもので、この3つを上手く調和させバランスを整えることができると考えられています。
そのため、以下のような、たくさんの効果を期待する事ができます。
またヨガを習慣化すると、セロトニン(幸福ホルモン)の値が高くなることも証明されているそうで、続けることで、気持ちもハッピーに。心身ともに多くのメリットがあることが分かります。
ヨガを初めて体験される方から「身体が硬いのでできるか不安です」といったお声を必ずのように耳にしますが、結論から先にお伝えすると、
身体が硬くてもヨガを楽しむことはできます。
むしろ身体が硬い人程、ヨガによる身体の変化を感じやすいとも言えるのです。
完璧なヨガポーズを目指すことだけが目的ではなく、ヨガを行っている時間に自分の内面と向き合い、その日の身体の様子をご自身で把握し受け入れることもとても大事なことです。
ポーズをとるときに大切にしたいのは、できているか否かという外側のことよりも、自分の内側、つまり呼吸を意識することです。
あるがままの自分に対しての“気付き”を楽しみながらヨガを継続することで、よりよい身体の健康状態を導くことができると思います。
身体や呼吸、微細な感覚など、様々なところへ細やかに意識を向けてみて下さい。
それでは、身体が硬くても問題なくできるヨガポーズを、いくつかご紹介していきたいと思います。
お悩みや効果別にピックアップしました。ヨガをもっと身近に感じてもらえるきっかけになれば。
安楽座のポーズは、精神の安定と脳の休息に有効なため、ストレスの緩和やリラックス効果が期待できます。
ワニのポーズは骨盤の歪みを正し、腰痛を軽減させる効果が期待できます。
仰向けに寝た状態からスタートします。
ウェストの引き締め、ヒップアップ、骨盤底筋の強化、更年期障害の症状緩和、姿勢改善効果などが期待できます。
代謝アップ、全身のストレッチ、疲労回復、リラックスなどの効果が期待できます。
皆さんいかがでしたか。
無理なく続けられそうなポーズがあれば、是非私生活の中にヨガを取り入れていただけたら嬉しいです。
人は本来、学ぶこと、技術を身につけることを楽しい!と感じる生き物です。お手本通り完璧にこなすことよりも、今ここにいる自分(呼吸)に目を向けて、呼吸をする度に変わっていく自分の身体や気持ちの変化を楽しんでみて下さい。
鯨岡沙瑛さんが記事の中で着用しているウェアはすべてYESのアイテムです。
長袖トップス:YES リン リブ トップス
レギンス:YES+ エリート ホープレス ロマンス
ヨガインストラクター兼会社員
立教大学スポーツウエルネス学科卒業。
新体操競技歴17年、全日本新体操クラブ団体選手権大会第4位。
社会人になってからヨガに出会い、ケンハラクマ主宰のIYCにて「きれいになるヨガ」の免許を取得。主に疲労回復(肩こり・腰痛)、美容(代謝UP・ダイエット・骨盤矯正)など健康維持のためのプログラムを行っている。
現在は、大学、整骨院、パーソナルレッスン、出張ヨガなど首都圏で活動中。
YESヨガアンバサダー。ヨガジャーナルフレンズとして雑誌ヨガジャーナルでも活躍されています。
インスタグラム:whale._.sae
鯨岡沙瑛さんの投稿「首こり改善ストレッチとヨガポーズ 3つ! スキマ時間に簡単にできる」もぜひチェック! 沙瑛さんの記事を全部見る >>
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