健康のため、ダイエットのため、かたくなった体をほぐすため、心身のバランスを取るため。ヨガを始める理由は人それぞれです。
今回は、ヨガをはじめてみようという方々のために、または、今までよくわからないから、パジャマでヨガをやっていましたという方のために、ヨガを始める上で何をそろえたらいいのか、ヨガウェアはどう選べば良いのかなど、ヨガウェアを選ぶ際の全般的なポイントについてご紹介します。
各カテゴリごとにKITのおすすめアイテムピックもしていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
- 1.ヨガウェアについて
- 2.ヨガウェアに求めるべきこと
- 3.最近のヨガウェア
- 4.ヨガウェアの種類
- 4-1.ボトムス(レギンス / ジョガーパンツ)
- 4-3.ヨガトップス
- 4-4.スポーツブラ
- 5.ヨガウェアのお手入れ
- 6.ヨガウェアの選び方まとめ
1.ヨガウェアについて

ONZIE セイグリッドブラ & ミディレギンス フローラオーラ
スタジオで下向きの犬のポーズや新しいバランスポーズに挑戦するだけでも結構難しいのに、あまりにゆったりしていたりタイトすぎたり、動いた時に快適ではないウェアなどを着ていると余計難しくなってしまいます。
そこで、通気性・伸縮性が高く快適なウェアを選ぶことはとても大切なことなのです。
どんなヨガウェアを選ぶかは個人的な好みやどんなスタイルのヨガを行うかにもよりますが、ざっくりと以下のように分けられます。
- ボトムス:
ヨガレギンスやヨガパンツなど、通気性や伸縮性が高いもの - トップス:
通気性が高く、ポーズで下を向いた時などに頭にかぶさってこないスリムフィット / フィット感が高いもの
もしくは、クラスの最後に行うシャヴァーサナや、クラスが終わってクールダウンしている時にさっと羽織れる快適で暖かいもの - スポーツブラ、もしくはビルトインタイプのブラ:
行うヨガのタイプに十分なサポートを提供してくれるもの
2.ヨガウェアに求めるべきこと
ヨガウェアの多くはポリエステル、ナイロン、ポリウレタンの混紡素材で作られていますが、それには理由があります。
これらの素材は、快適さ、通気性、伸縮性をバランスよく提供してくれるのです。
- 快適さ:
快適ではない服を着てヨガをすることほど嫌なことはありません。ヨガをしていて自分の体に意識を向けた時に、縫い目やタグ、フィット感が合わないウエストバンド、生地が体に擦れる感覚などを気にしたくはありませんよね。 - 通気性:
ヨガのタイプによっては汗をたくさんかくこともあります。もし汗をたくさんかくという場合は、通気性が良いものや、汗を吸収し水分を外に逃してくれるようなウェアを選びましょう。
タンクトップやTシャツなどのトップスはカットアウトデザインのもの、ヨガレギンスはメッシュパネルになっているものだと通気性がより良いです。
コットン素材のものは吸水性が高く熱もあまり逃してくれないので、ホットヨガなどには向きません - 伸縮性:
ヨガのポーズを取る時は体を曲げたり伸ばしたりします。少なくとも15%程度はポリウレタンが含まれていると、動きに合わせて伸縮してくれます。
3.最近のヨガウェア
ヨガウェアは「アスレジャー(ウェアを普段着としても取り入れるファッションスタイル)」というカテゴリ、機能性だけではなくファッション性も重視されてきています。
そのため最近では、
- ポケットがついているもの
- メッシュになっているもの
- カットアウトデザインのもの
- カラフルなもの
- 複雑な模様のもの
など様々なタイプのヨガウェアを見つけることができます。
こういったデザイン性が良いウェアは見ていて楽しいですが、実際にクラスに着て行く予定であれば、試着時に少しヨガポーズ(特に下向きの犬のポーズや三日月のポーズなど)を行ってみて、伸縮性や快適さなどをあらかじめチェックしておきましょう。
4.ヨガウェアの種類

「ヨガウェアを選ぶときに大切なポイントはわかったけど、揃えるべきウェアは何があるの?」という方のために、次の項ではヨガウェアにはどんなものがあるかご紹介します。代表的なヨガウェアの種類は以下の通りです。
4-1.ボトムス(ヨガレギンス / ジョガーパンツ)
レギンスの長さはだいたい足首丈(フルレングス)やちょっと短めのミディ丈ですが、長さやフィット感はブランドによって異なります。
ヨガ全般に着用するものを選ぶのであれば、通気性、伸縮性、快適さをバランスよく提供してくれるものを探しましょう。
先程もご紹介したポリエステル、ナイロン、ポリウレタンの混紡素材のものであれば、ポーズを妨げず、水分を外へ押し出してくれるので快適に着られます。
また、綿はクイックドライなどの機能性は化学繊維にはかないませんが、柔らかな肌触りは天然繊維ならではです。
体を伸ばした時などのお腹周りやカバー面積が気になる方は、ハイウエストのものを選びましょう。ハイウエストだと、動きが多い場合や、下を向いたり体を曲げたりするポーズの場合でもずれにくいです。
あまり着圧感がなく優しいフィット感のものは、ヴィンヤサヨガなど動きが多いヨガには向いていませんが、リストラティブヨガや陰ヨガなどリラックス系のヨガにはぴったりです。動きが多いヨガに着る場合は、足首がしっかりフィットすることを確認しましょう。
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ハイウエストレギンス
左からYES イヴ エンベローブ レギンス, MANDALA ファンシーレギンス マハラジャスイング, Onzie セレナイトミディ レギンス
綿素材のレギンス

左からMandala ハイライズ レギンス, Mandala ハイウエスト リブレギンス, Mandala ハイライズ ラップ レギンス
ジョガーパンツ
左からYES ジョニ ジョガー パンツ アクアグリーン, YES ロビン スリム トラックパンツ, Curare ミディ パンツ
4-3.ヨガトップス
スタイルを問わず、ヨギー達は体にフィットするTシャツやタンクトップを好みます。体にフィットするタイプであれば、下を向くポーズなどの時にめくれないからです。
逆にタグがチクチクするものや、脇や腕周りがキツいものなどは避けましょう。
ビルトインブラやパッド付きで1枚で着られるタンクトップなどもおすすめです。ヨガレギンス同様、汗をたくさんかくクラスの場合は、通気性がよく水分を外に逃してくれるようなものを選びましょう。
試着時に前屈みになってみて、めくれて頭にかぶさってこないか、胸元はカバーされているかなどチェックしてみるといいと思います。
また、あまり体にフィットするデザインが苦手な場合は、ある程度カバー力があって、でも動きを邪魔しないトップスを選びましょう。
クラスの後に何か用事がある時や、特に冬など汗をかいた後に体が冷えるような時期は、ヨガウェアの上に着られるジャケットやスウェットが便利です。
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パッドつきトップス

左からMandala インフィニティ トップ, YES アニー タンク, YES アニータ キーホール クロップ トップス
通気性が高く、デザイン的にめくれてこないタイプ
左からYES リリータンク, Mandala サイド ラッフル トップ, Curare ボートネック タンクトップ
体型カバーができるタイプ

左からYES シーラ エクストラ ロング トップス, YES ジェニー ティー , Curare ウォーターフォール トップ
4-4.スポーツブラ
スポーツブラは、
- •サイズ
- •カバー面積
ツイストしたり逆さになったりよく動くヨガではサポート力が強い方がお勧めですが、リラックス系やゆっくりしたヨガであれば、サポート力が優しめでも大丈夫です。
汗をたくさんかくヨガでは、タンクトップやTシャツを重ねずスポーツブラだけでヨガをする女性ヨギーもたくさんいます。
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オールマイティタイプ

左からMandala プリント クロスブラ, YES ヤズ スポーツブラ, YES+ エリート スポーツブラ
ライトサポートタイプ
左からMandala インフィニティ ブラ, YES ビクトリア ツイスト ブラ, Mandala ベーシック ヨガクロップトップ
5.ヨガウェアのお手入れ
ブランドごとにお手入れの方法は異なりますが、洗濯ネットに入れて30度位までの低温の水にて洗濯機洗い、または手洗いし、直射日光を避けて干すという方法を紹介している場合が多いです。
ただ、鮮やかなカラーのウェアは色落ちの可能性もあるので、念の為最初の数回は他の洗濯物と分けて洗いましょう。また、タオルなどコットン素材のものはヨガウェアに繊維がくっついてしまうこともあるので、分けて洗った方がベターです。
6.ヨガウェアの選び方まとめ

いかがでしたか?初めてヨガウェアを選ぶときのポイントやヨガウェアの種類など、ヨガウェアを全般的な視点からご紹介してみました。
「ヨガを始めたいけどヨガウェアは何を揃えたらいいかわからない」という方に、ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
KITでは、ヨガトップスやレギンス、ジョガーパンツ、ソックスなど、ファッション性も機能性も備えたさまざまなヨガウェアを取り揃えています。
それぞれのブランドによっても特徴があるので、ぜひお気に入りのブランドを見つけて、気分を上げながらヨガをスタートしてください!